僕は、これまでやってきたことが、全部間違いだったと思っていた、かも。
教わった奏法や呼吸法、考え方、さらにはそれらを教えてくれた人達のことを疑ったりバカにしていた、かも。
苦しんできた僕に同情してほしい、僕を苦しめる間違った考えや教えを否定してほしいと思っていた、かも。
あさはかだった、かも。
レッスンを受けてそれからは、
自分がそれらの考えをどんな風に解釈していたか
そこにどんな思い込みが含まれていたか
自分が音楽や周りの人に対して、どんな在り方であったか
変わるために、否定したりジャッジしたりする必要もヒマもなく、
ただやりたいことのために、
目も鼻も口も舌も、お腹も胸も背中も、両手両脚、頭からつま先まで、他人のそれも総動員で、情報を集めて考えて実験して、体験して「こうやればいいんか」を学んできた…かも。
もうアレクサンダーテクニーク初めて4年、初めの頃は憶えてない。
けれど僕にはこのレッスンがきっかけ。